この一年で変わったこと
この一年でマイホームを建てて田舎に引っ越した
人生のうち子供の頃から思い浮かべる大きいことの一つがマイホームだった
平凡な家庭に育った私にとっては結婚、子供、マイホームという3つは憧れのような、当たり前のように起こる、起きるイベントの様に思っていた
苦労が少なかった幼少期のせいか、どこか世間に守られているような変な感覚を子供の頃持っていた
事件などニュースでみて"被害額○○円"などと見ても"被害に合った人はどこかの誰か、国とかが補填してくれるのか"とさえ思っていた
困ったときは誰かが助けてくれる、誰かがやってくれるとか小さな頃はなんとなく思っていた記憶がある
ドラマや映画、ゲームに囲まれて育ったせいなのだろうか
そんな感覚は父が亡くなった高校の時に消し飛んだ
病気で本当に人は死んでしまう、どんなに尊敬して、好きな人でも会えなくなってしまう
人生とは自分の選択の上に進んで行くもの、ただ自分を取り巻く環境はまた別の軸で動いてしまうものなのだと考えるようになった
この一年で住まいも変わり、コロナも蔓延し、目まぐるしく環境が変わっていっている
人生でなんとなく思い描いていた3大イベントが叶った今、毎日有り難さを噛み締めて生きたい
ちなみに3大イベントは起こるのではなく、起こすものなのだと子供の頃の自分に早めに教えてやりたい